京都のことば講座

舞妓さんのことば
なぜか、耳に心地よく響く京都のことば。
出かける前にしっかり心にとめて、京都の人々とふれあいましょう。



あ 行
【あかしまへん】 だめです。
【あかんたれ】 いくじなし。
【いけず】 いじわる。
※「いけずやわ〜」というと「意地悪ね〜」となる。
【おいでやす】
【おこしやす】
いらっしゃいませ。
※「おいでやす」は一見客に対して使われ、「おこしやす」は「ようこそお越しくださいました、お待ちしておりました」という意味あいを含み、得意客に対して使う。
【おいといないと
思いますけど】
お金にはいとわれない(こだわらない)と思いますが。
※お客様に対して商売人が物をすすめる際、失礼をやわらげるために使う言葉。
【おおきに】 ありがとう、または、いいえ結構です。
※反対の意味にも両方使えるため、その場の雰囲気で意味を判断する必要がある。
【お門が広おすのに】 親族や知人が多くお付き合いが沢山ありますのに、という意味。
※お返しの品をもらった時などに、御丁寧に恐縮ですという気持ちで使う。
【おきばりやす】 「がんばってください」「がんばりなさい」「がんばりましょう」
【お口よごし】 菓子などの食べものをさしあげるときに使う言葉。
※「ほんのお口よごしですけど」は「つまらないものですが」の意。
【おくどさん】 かまどのこと。
※「おくどさんの火には気いつけてや」
【おはよう、お帰り】 いってらっしゃい。
※一説によれば新撰組が壬生浪と呼ばれ恐れられていた頃、早く帰らないと、暗くなったら壬生浪が出てきて危ないからと言われはじめた言葉とか。
【おやかまっさん、
どした】
おじゃましました。
か 行
【かなん】 いやだ、ということ。
※「雨が降ってるのに 出かけるの かなんなぁ」
【ごめんやす】 おじゃまします、さよならの意、ごめんくださいだけてはない。
※会ったときも別れぎわにも使える言葉。「〜やす」は「〜ください」「〜ませ」「〜なさい」の意味で、1つの言葉が2つ以上の意味をもつことが多い京言葉の代表例といえる。
【これ、おくない】 これをください。
さ 行
【しんきくさい】 じれったい、面倒くさい。
※人間だけでなくモノに対しても使う「しんきくさいことしまして」「どんなことしまして」と自分の行動を詫びる場合に使う。
【じゅんさいなこと】 いいかげんなこと。
【せんぐり】 度々、のこと。
※「今日はせんぐり お客さんがきはったわ」
【せんど(〜した)】 何度も、いやというほど。
た 行
【だいじおへん】 差し支えありません。
【ちりを結んだ】 粗末な、つまらない。
※「ちりを結んだものですが」と、人にものを差し上げるときに使う。
【でぼちん】 おでこ、ひたい
※「でぼちんに けがしてはる」
【てれこ】 さかさま。
【どこ行かはります
ねん?】
「ちょっとそこまで」と答える。◯◯までとはっきりと言わない。
※◯◯までとはっきりと言わない。遠くへ行く時も同じ。
【〜どっせ】 「〜どす」をもう少し強調した表現で「〜ですよ」といった意味。
は 行
【はばかりさん】 「ごくろうさん」という意味。トイレのことではない。
【はんなり】 上品で華やかな様子。
※「はんなりした ええ着物 きてはるわ」
【ぶぶづけ】 お茶漬けのこと。
【ほっこりする】 ほっとする。
【ほな、さいなら】 では、さようなら。
ま 行
【まったり】 とろけるようなさま。
※「この豆腐 まったりして 美味しおすえ」
【まんがわるい】 運が悪い。
※「留守やなんて ほんまに まんが悪いなぁ」
【めっそうもない】 京都では「どういたしまして」の意。
や 行
【やつす】 めかす。
【やんぺ】 中止すること。
※主に子供が使う言葉で、とくに、あきてやめるときな使う。
【よーいわんわ】 呆れた。
【よろしゅうおあがり】 食事が終わった人に対して、もてなした人が言う言葉。
※主に目下に対して使う。


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